사용자:구순돌/연습장/부덕의 길드
틀:Infobox animanga/Header 틀:Infobox animanga/Manga 틀:Infobox animanga/TVAnime 틀:Infobox animanga/Footer 『不徳のギルド』(ふとくのギルド)は河添太一による日本の漫画作品。『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)にて、2017年7月号(6月12日発売)より連載中[1]。9巻発売時点で累計100万部を突破している[2]。
概要
[편집]著者にとって3作目の連載作品。西洋風ファンタジー世界を舞台に、魔物を狩る「ガード」の職を辞するために後継者を求めている青年と、後を任せるにはまだ能力が未熟なヒロインたちとの訓練や魔物狩りを描く。
ギャグコメディパートがメインだが、時に魔物狩りを巡っての生死を賭けたシリアスな流れもある。6巻で初めてシリアスが続いた際には不評ではないかと不安もあったと著者は述べていたが[3]、好評だったために以降も時々シリアス展開が描かれ、9巻収録分のシリアス展開は読者アンケートが過去最高の順位に達したという[4]。
公式での作品紹介には「狩猟エロコメディ」[5]、「ヒロインが辱めを受けまくる超問題作[6]」とある。
公式の紹介文にもある通り、過激なエロ描写が特徴の一つ。マナ(魔力)を求めた魔物たちが、マナを効率よく得るためにヒロインたちを性的に激しく責め立てるのが恒例となっている。魔物たちにとっては食事の一種でしかなく性的な一線を超えることはないが、手指や舌だけでなく触手や特殊な毒などを用い魔物らしいバラエティ豊かな方法で陵辱が行われ、ヒロインたちが悔しがりながらも感じてしまう。
本誌やガンガンONLINE掲載時には乳房などが大きな四角い黒塗り(いわゆる黒海苔)やR18マークで隠され、一部の漫画アプリ掲載時にはより強い規制でページのほとんどが見えなくなることもある。単行本では規制が解除され乳首や下着などが描かれる。
そういった作風から、著者はアニメ化発表の際に「作風上荒れる事もあるかと思いますが、その時は一緒に怒られて下さい。我々は一蓮托生」と述べた[7]。
ファンタジー作品には学校制度が特殊なものもあるが、本作は概ね現代日本と同じで、中学、高校、大学について語られることがある。電車やテレビや携帯電話は登場するが、重火器は存在しない。漢字が登場するなど、言語も現代日本に準じている。
あらすじ
[편집]魔物を倒す「ガード」に高卒で就職したキクルは、訓練と実戦に10代を捧げ気づけば20歳になり、今からでも青春がしたいと考えていた。ガードを辞めて大学に入り、キャンパスライフの中で恋がしたかった。しかし、メブキの街で最も優れたガードのキクルが急に辞めてしまえば治安が崩壊しかねない。
ギルド職員のエノメは、キクルの引退を引き止め、「出会いのなさ」が辞める理由ならばと獣人の美少女武道家ひたむきを紹介した。キクルは全くその気にはなれず、ひたむきを後任にして地域を託せば辞められると目論んだ。だが、共に魔物退治に出てみれば、初陣のひたむきは弱く、それどころか魔物を惹きつける体質らしく目の前で陵辱され戦闘不能になってしまった。キクルは無事に引退するためにひたむきを鍛え上げようと決意した。
ひたむきの他に、白魔術師のメイデナ、黒魔術師のトキシッコ、戦士のハナバタ、赤魔術士のノマ、盗賊のコインなどの新人ガードがキクルの教えを受けるようになるが、彼女たちも能力にムラがありトラブルが絶えない。キクルは思い描いていた青春から遠ざかりつつ仲間たちとの絆を深めていく。
登場キャラクター
[편집]声の項はテレビアニメ版の声優。
パーティメンバー
[편집]- キクル・マダン
- 声 - 福原かつみ[8]
- 主人公の青年。ジョブは「狩人」。武器は弓矢と短刀。20歳。
- 幼少のころより壮絶な訓練を強いられ、18歳になってから実戦に就き、「華の10代」を棒に振ったと後悔している。同世代のように大学に入ってキャンパスライフを楽しみ恋人も作りたいと夢見ている。舞台となる街メブキで最も活躍する「エース」であるが、早く引退したいという意向からメディアへの露出をしないため影が薄い。浮かれた夢を持つ一方で、訓練漬けの生活が習慣化しており鍛えていないと落ち着かない。
- ボブカットの髪はくすんだ緑で、前髪の一部は白い。顔つきは幼さを残すが体は筋骨隆々で、胸、背中、右手首などに深い傷跡がある。
- 色恋に疎く童貞。女性たちが魔物に凌辱されている現場を見ることに関してはすぐに免疫ができてしまいあまり動じなくなったが、恋愛めいた会話や肉体的な接触には耐性がなく激しくうろたえる。
- 戦闘では前衛後衛など一人でなんでもこなせるが、マナの通り道である魔道を過去に激しく損傷し失っており、マナを一切使えない。気配を消す「隠密」、投擲の精度を上げる「投擲術」、瞬間的に加速する「縮地」、高速の太刀筋「刹那」といったスキルは本来マナを消費することで発動できるものだが、キクルは鍛え抜いた心身のみでそれらと同様の働きを見せる。キクル独自のまがいもののスキルは「零式」と名付けられているが、本人は中二病のようなネーミングだとして避けている。スキルはジョブに依存するものだが、零式によって「狩人」だけでなく職域を超え「忍者」などのスキルも使えているかのような状態。
- ひたむき/ヒタム・キャン
- 声 - 礒部花凜[8]
- ジョブは「武道家」。18歳。「へっぽこ武道家」と称されている。
- 犬耳としっぽを生やした獣人で、小さな牙を覗かせている。髪色は紫。ハチマキをつけ、トップスは道着風で、スパッツを履いている。全体的に肉付きが良く、巨乳で足が太い。武器はナックル。
- 「ひたむき」は愛称で、主にこの名で呼ばれる。愛称通り、ひたむきに頑張ることを信条とする。穏やかで裏表がないが、考えなしに敵に突っ込んで返り討ちにされてしまうなど浅慮さが目立つ。
- 人一倍魔物を惹きつけては陵辱される不幸な体質。その原因は、空気中に存在する魔素を瞬時に自身のマナに変えられる体質にあり、つまりは実質的にマナが無尽蔵なため。常人はひたむきの100分の1も魔素を変換できない。戦闘中に転ぶなどのドジな振る舞いは、空気中の魔素と自らの肉体の境界が曖昧で距離感が掴みにくいことから起きている。
- 武道家の「武技」には体内のマナを使った自己治癒術「チャクラ」があるが、万能なマナの性質からか、ひたむきはこの技を抱きしめて密着した相手にも効果をおよぼす「みっちゃくら」へ昇華させた。他者への回復手段は白魔法がほぼ唯一のスキルであるためこれは異例である。
- 獣のイメージが強い獣人は嗅覚、聴覚に優れていると誤解されがちだが、ひたむきの感覚が修行により異常に発達しただけで、他の獣人は聴覚はともかく嗅覚は他種族と大差ない。
- 回復に索敵と、武道家というジョブに関係のない能力ばかりが高いが、転身する気はない。
- ブル県から越してきて一人暮らしをしており、家事が得意で料理上手。
- 身長152センチメートル、体重51キログラム、バスト89センチ(Fカップ)→90センチ(Gカップ)、ウエスト60センチ、ヒップ91センチ(成長中)。
- メイデナ・アンジェ
- 声 - 渋谷彩乃[8]
- ジョブは「白魔術師」。「つんけん白魔」と称されている。15歳の高校生で、本来ガードは18歳以上しか就けないが高い能力を評価されての特例。
- 神フェニザスクの敬虔な教徒であり、神からの祝福を受け治癒魔法を中心とした強力な術を使え、武器は杖。神から授かった聖紋が腰にある。死んでさえいなければおおよその負傷を治せるが、患者はその治療に見合った金額を白魔術協会に納めなければいけない規則がある。
- 容姿は同年代の中でも一際幼く華奢で、発育が悪いことを気にしている。銀髪のロングヘアで、深いスリットが両サイドに入ったロングスカートを履いている。
- 普段は潔癖で刺々しいが、追い詰められると幼子のように泣いて座り込み戦いを放棄し、泣き叫ぶ声が別の魔物まで引き寄せ事態を悪化させる。当初はキクルのことを、「出会い目的」で活動していると誤解して冷たい態度を取っていたが、次第に軟化していき幼さが目立っていく。
- 猫の姿をした魔物「ネコダマシイ」に一度憑かれて以来懐かれ、時たま猫耳少女と化す。臆して身動きできない時でも、ネコダマシイの憑依によって俊敏に攻撃を回避できたりと身を守るのに役立っている。
- 身長140センチメートル、体重34キログラム、バスト69センチ(AAカップ)、ウエスト54センチ、ヒップ77センチ。
- トキシッコ・ダナー
- 声 - 大地葉[8]
- ジョブは「黒魔術師」。18歳。「ものぐさ黒魔」と称されている。
- 黒髪ツインテールで眉は太く短い、いわゆる麻呂眉。細身で体力がない。杖を用いて強力な攻撃魔法を使えるも、運動不足が祟り反射神経が鈍く、中々敵に命中させられない。投げやりに技を使った結果フレンドリーファイアしてしまうことも。
- 語尾がカタカナで表記される独特な話し方をする。生活のためにガードとして働いてはいるものの、引きこもり傾向があり労働意欲はないサボり性。キクルから訓練を受ける際も、回数を誤魔化して手を抜きがち。しかし嫌がりつつも着実に鍛えられてはいるようで、戦闘能力は向上傾向にある。
- 親にトキシック(毒)を由来として名付けられ、命名により能力を付与する「呪名」により毒への耐性を持つ。この体質のために病気にかかったことは一度もない。体液を与えることで、他者を解毒することもできる。
- からかい好きで、どぎつい下ネタを飛ばしたり、意図的にキクルに対し扇情的に振る舞い、彼の童貞らしい反応をいじることがある。カメラを持ち歩いており、キクルが失態を犯した時にはすかさず撮影してからかいの材料にする。キクルが無理をしている時にはいち早く気づき諭して解きほぐすなど、大人びた一面もある。
- 身長159センチメートル、体重46キログラム、バスト78センチ(Bカップ)、ウエスト59センチ、ヒップ82センチ。
- ハナバタ・ノーキンス
- 声 - 鎌倉有那[8]
- ジョブは「戦士」。18歳。「酔いどれ戦士」と称されている。
- 有名な武装品メーカー・ノーキンスポーツの社長令嬢。トキシッコの幼馴染。
- 凛々しく礼儀正しく、怪力で戦闘力も労働意欲も高く、一見まともな戦力に見えるが、「狂花」すると暴走してしまう重大な欠点を持つ。
- 戦士が使える「狂化」は体中のマナを脳に送り込んで理性を失うことと引き換えにリミッターを解除して激しい力を出すというものだが、ハナバタは魔力耐性が低く脳にマナを送る段階で容量超えから「マナ酔い」を起こし、制御を失ったマナが体内で高速循環し肉体を補強する「狂花」になってしまう。その際には言動も顔つきも幼稚になり「フルで行くのらーっ」と叫びながら無差別に暴れる。「狂花」の名称の由来は、マナ酔いの際に頭から花模様を飛ばすため。また、「ふら ふらわ〜」と言いながらふらつく。狂花時の記憶は残らないため、勇ましく戦っているものだと本人は長く思っており、録画された狂花時の姿を見せられた際にはショックを受けた。
- ピンク色のボブカットで、キクルよりも長身で、全体的に体格が良く、胸は作中最大のKカップあり、本人は小さく細くなりたいとコンプレックスを抱いている。陥没乳首であり、感じると乳首を勃たせてしまうが、規制だらけの雑誌掲載時にはその変化がわからない。ハナバタへの規制は他キャラのような黒塗りだけでなく、ノーキンススポーツのロゴが使われる。
- キクルの活躍を前から知っており、登場時からキクルに恋をしている。そのためか狂花時には甘えてキクルを抱き潰してしまうが、共にいる他のヒロインらに危害を加えることはない。他のヒロインらが彼と親しく接することに密かに胸を痛めている。
- 身長178センチメートル、体重69キログラム、バスト110センチ(Kカップ)、ウエスト67センチ、ヒップ96センチ。
- ノマ・ルーン
- 声 - 白砂沙帆[8]
- ジョブは「赤魔術師」。妖精族で、可憐な美少女のように見える男性。声も高く女性的。長命で、中性的な容貌と種族内での性差が小さいと言われる妖精族でもイレギュラーと思われる容姿。一人称は「ボク」で、金髪のロングへアに、いわゆるエルフ耳をしている。
- 攻守両方の魔術を行使し戦いぶりに安定性はあるも、どちらも上級呪文は使えず、難敵相手の決定打に欠ける。同じ名称のスキルでも、白魔術師など「本職」に比べると効力が小さい。
- 自分が女性的であるという自覚はあまりなく、同性同士としての親しい振る舞いが、異性愛者であるはずのキクルをもしばしばときめかせてしまう。ノマ本人はキクルに対してそういった感情は一切ない。女性ばかりを凌辱の対象とするはずの魔物のターゲットにされている。
- 身長163センチメートル、体重46キログラム、バスト78センチ、ウエスト62センチ、ヒップ81センチ。
- コイン・ロンリバス
- ジョブは「盗賊」。18歳。
- 元はコダマの街の住人。男性たちとパーティを組み、自らが戦うことはほとんどなく男性陣に守ってもらい討伐実績やアイテムを貢がせる「姫プレイ」を行う、「オタパーの姫」(オタクパーティの姫、の意)をしていた。強力な魔物に襲われた際に男性陣に見捨てられたところをキクルに救われ、エースに取り入ったほうが実入りが良いという打算からキクルのパーティに加入。表面上の媚びと腹黒な本性という二面性を持つが、露骨すぎるためキクルには初対面でバレており、すぐに素で振る舞うようになった。
- 武器はロックハート(剣)。五感を肉体より遠くへ飛ばしての「盗み見」や、「盗み聞き」に長ける他、影を実体化して操ることができる。ただし未熟なため、窮地の際しか影を使えない。
- 外ハネの強いロングの金髪で、大きな髪飾りをつけている。自らを巨乳だと思い誇っていたが、並外れた巨乳の多いメブキの街では相対的に「貧」だとトキシッコに言われ理不尽さを感じている。
- 身長165センチメートル、体重49キログラム、バスト86センチ(Dカップ)、ウエスト60、ヒップ85センチ。
メブキの街の住人
[편집]- エノメ
- ジョブの紹介などを行うギルド職員の女性。31歳。
- 幼いころから過酷な訓練に明け暮れていたキクルへ母性的に優しく接し、キクルが異性として最も憧れを持つ人物。キクルからの想いには気づかず、彼を年の離れた弟のような存在と思っており、恋愛対象とみなしていない。キクルの引退願望は出会いがないせいだと解釈し、美少女ガードを次から次へと斡旋する。
- 戦闘能力はほとんどなく、白魔術協会の管理下にない著作権フリーの防御魔法をいくつか使えるのみ。
- 母のテース・ノースはフウロウ海浜で温泉旅館の女将を務めている。母は妖精族のハーフ、父は純血であり、つまりはエノメは人間の血が1/4入ったクォーターである。
- 人妻であり、11歳になる娘がいる。夫は長期不在で、噂によれば浮気性のろくでなしであり、娘は顔も知らない。夫について多くを語らないが、母子ともに特別な存在とテースから評されている。
- 身長163センチメートル、体重57キログラム、バスト103センチ(Jカップ)、ウエスト64センチ、ヒップ92センチ。
- エシュネ
- エノメの娘で、ギルドで手伝いをしている。11歳。
- 顔すら知らない父を嫌い、母とキクルが結ばれて再婚することを願い、二人をくっつけようと何かと裏工作を行う。言動は耳年増で、体は発育が良く年の割に胸が大きい。
- レスミス・ケアー
- 病院で看護師を務めていたが、後に転職しギルド職員。
- 22歳だが小鬼族であるため女児のような風貌で、身長110cm。額に2本の角を生やし耳が尖っている。多忙で過労気味なエノメをサポートするための求人で採用されたが、不器用さで余計に足を引っ張りがち。
- イズ・ミーン・ミル
- ジョブは「学者」。小鬼族であるため男児に見えるが実年齢はアラフォーで、淡々とオヤジっぽいセクハラを吐く。魔物に関する研究を行いつつ、古書店を営んでいる。幼いキクルを鍛えた者の一人。
- 魔術の封じられた札を制作することができ、使えば素養のない者でも魔術を発動できる。
- トゥルー・ノーキンス
- ハナバタの父で、有名な武装品メーカー・ノーキンスポーツの社長。ジョブは「戦士」で、父(ハナバタの祖父)から社長業を引き継ぐまでは会社勤めの傍らでガードとしても活躍していた。出動回数こそ少ないものの強さは確かなものだった。
- 新人時代のキクルの討伐を見かけて素質を見抜き、娘の婿になってほしいと望み、露骨に二人を結びつけようとしている。無意識に強い威圧感を放ってしまうため、相手をなごませようとジョークをよく飛ばすが逆効果になっている。実力は健在だが、強すぎるオーラは勘の良い魔物を退け、ガードをやる上では不利にもなっている。
他の地域の住人
[편집]- ミシェリー・ヒット
- 高齢者ばかりの限界集落・タネの村を守る唯一のガードで、ジョブは「騎士」の女性。21歳。
- 黒髪をポニーテールにしている。袴を思わせるやや和風テイストの服装で鎧を身につけている。顔の上半分を覆う兜は極度の人見知りなせいもあり、業務外では狐のお面で顔を隠す。ネガティブ思考で自己肯定感が低く、話し声は聞き取りにくいほどに小さい。酒が入ると陽気になって調子に乗るタイプだが、酔いが覚めた後も記憶が鮮明に残るため、ひどく後悔する。
- 後任を探しているキクルに戦力として見込まれるも、地元を守るためにメブキへの移住はできず、パーティに入ることはなかった。キクルらに心を開き、時たま交流する。
- 身長173センチメートル、体重63キログラム、バスト99センチ(Gカップ)、ウエスト65センチ、ヒップ93センチ。
- カンゼボウ・ビー
- コダマの街のエースにしてジョブは「騎士」の男性。テレビ出演なども果たし、街の外でも知られ尊敬されている有名人。
- 「完全防備」の呪名を持ち、物理・魔法などあらゆる攻撃を受けず体に傷一つない。口内や臓器も同様で、毒の類も無効。防御をする必要はないが巨大な盾を持ち歩き、柄をつけて武器として使っている。
- 驕ったところのない爽やかな好青年。長身で、狐の獣人であるため獣耳を生やし、髪色は青。
- オックリ・ビー
- コダマの街のガードで、ジョブは「屍術師」。19歳。カンゼボウの妹で、コンビパーティを組んでいる。兄と同じく青いショートヘアに、獣耳を生やす狐の獣人。
- 鎌を用いて死者を操ることができ、意のままに操作する「ドミネト」と、死者本人に行動を委ねる「リビデド」を使える。呪名が強すぎるために我が身を守ろうとしない兄を心配し、両親は既に亡く二人きりの家族だからと依存気味。
- キクルのことを、兄と同じエースでありながら知名度が低く突出した能力もないと見下し高慢な態度が目立っていたが、後に実力を認める。キクルのパーティメンバーらの未熟さも侮っていたが、ひたむきの優しさに心惹かれ彼女に対し恋愛感情を抱く。
- 身長162センチメートル、体重48キログラム、バスト83センチ(Cカップ)、ウエスト59センチ、ヒップ83センチ。
- サン・ホシ
- コダマの街のガードで、ジョブは「魔物使い」。20歳だが、小鬼族のため背丈は女児のよう。アンバランスにグラマラス。
- 茶髪のサイドテールで、ひたいから2本の角を生やしている。クールで無愛想。幼い容姿を馬鹿にしてくる者を何人も締め上げてきた実力から「女帝」の異名を持つ。鞭を用いて魔物を調教することができる。本来なら魔物に頭痛を引き起こす程度のスキルでも、脳の動脈を断ち切って殺すスキルとして発動できる。
- 親族が高級レストランの「スリースターズ」を経営しており、経営者一族同士でノーキンス家と古くから交流がある。ハナバタに憧れを持たれ姉のように慕われており、サンの方もハナバタを可愛がっている。
- 身長112センチメートル、体重24キログラム、バスト71センチ(Eカップ)、ウエスト45センチ、ヒップ74センチ。
- サラン・ブレイド
- イバラの街のエースで、「精良のサラン」の異名を持つ青年。ジョブは「魔法戦士」。
- 強力な剣士と魔術師を両親に持ち、物理的にも魔術的にも生まれつき才能に恵まれ、外見も美青年であり、天が何物も与えた天才だと称賛されている。
- 武器や防具を模した属性スキルを状況に応じ器用に使いこなす。
- ラコブ・ウデプシン
- イバラの街のガードで、ジョブは「戦士」。イバラの上位ランカーで、サランと行動を共にしている。
- ズソー・コマクリ
- イバラの街のガードで、ジョブは「呪術師」。イバラの上位ランカーで、サランと行動を共にしている。
魔物
[편집]ネームド
[편집]突然変異により強力な力を持ち、固有名称を与えられた存在。
- カミカイヒ
- 蜘蛛の魔物「ヨケグモ」のネームド。ギルドが公表する前に討伐されたため、命名権は死後、討伐者であるトキシッコに与えられた。
- ヨケグモは本来体長30cm程度だが、巨大化し人間よりも大きく力も並外れて強い。通常種は敵意を察知して攻撃を「避ける」ことからヨケグモという名だが、その特性は巨体でありながら健在で、動きが素早い。通常種は小動物を狩るが、巨体にあわせて捕食対象も大きく、人間を襲う。一噛みで相手を死に至らしめる猛毒、鉄よりも強靭な糸を持つ。糸は粘着性も持ち、巣に触れると人間でも絡め取られて身動きできなくなる。ただし糸は従来通りタンパク質ゆえ火に弱く燃やすことができる。
- ナイトメア
- フクロウの魔物「オウルナイト」のネームド。命名はギルド。
- 人よりも巨大。まきちらした黒い羽に触れた者を短時間盲目にするスキル「暗闇」、広範囲を闇に染めてしまうスキル「夜の帳」を持つ。「夜の帳」の中にいる時は視界が効かず、内側で点けた灯りも闇に吸収されてしまう。
- 右脳と左脳が交互に休む半球睡眠により昼夜を問わず警戒を怠らず、ずば抜けた聴力を持ち攻撃は困難。羽音を立てないため、闇の中では気配を悟りにくい。
- マスラオウ
- 猿の魔物「バイマシラ」のネームド。コダマ山に生息。名称は人間につけられたのではなく、自称。
- 知性を持ち人語を解する。同族だけでなくあらゆる種の魔物を使役できるスキル「総大猩(そうだいしょう)」によって多数の魔物の指揮を取り戦略的に戦う。また、自分よりマナ量が劣る者の魔力干渉を無効化する「猴帝(こうてい)」、自らの体格を5倍(体積にして125倍)にする「猿魔羅閣(えんまらじゃ)」を使える。スキルを使わない状態でも通常のバイマシラより巨大。
- 圧倒的な力を持ちながらも長い間身を潜め、人に危害を加えることはなかった。しかし急に暴れるようになり、山に踏み入る人間を何十人も殺めるようになった。
- セイテン
- ナマケモノの魔物「フエテ」のネームド。コダマ山に生息。名称は人間につけられたのではなく、別のネームドから授けられた。
- 二足歩行し人語を解し、識字能力もある。知性なきフエテの同族らの輪に入れず孤独を感じ、人間と言葉を交わして仲良くなりたいと望んでいたが、警戒されることを恐れ近づけないでいた。口調は穏やかで少年的。
- 質量のある分身を生み出すスキル「真外身(しんがいしん)」、鋭利な爪を伸ばし突き刺す「如意金爪(にょいこんそう)」を使える。
その他の魔物
[편집]- スライム
- 不定形で柔らかくとらえどころがない魔物。核を潰すことで簡単に倒せる雑魚。ほぼ球状で、垂れた犬耳のようなものを生やす。
- デカイム
- 巨大なスライム。巨体な分弱点の核まで攻撃を届かせづらく、人間をまるごと包み込むことができる。
- トドクマ
- クマのような体格に、トドのような牙を生やした大型の魔物。渦上の毛の下の皮膚にはたるみがあり、関節を自由に外せることと合わせ遠くまで手が届く。
- スタコラビ
- ウサギのような魔物で、首周りや尻尾周りの毛が☆マークに似ている。見た目は可愛らしいが凶暴で、弾丸のような速さで突進して攻撃してくる。
- イライノ
- 猪のような魔物。垂直に突き立ったような牙と、同じく突き立った頭部と臀部のの毛並みが特徴。肉は食べると美味。
- ヤマネッコ
- ネコのような頭部をした魔物で、半ば植物で、根っこを触手として扱い攻撃してくる。
- カジリス
- リスのような魔物で、人間のもとで家事を行う益獣。メブキのギルドで姉妹で働くカジリスがおり、姉がライア、妹がレイアという名。
- カオダイショウ
- 蛇のような魔物で、両端に二つの顔を持つ。毒はない。
- モノトリー
- 鳥のような魔物。普段は渦巻状に収納している長い尾羽根を持ち、触手として操ることができる。
- ヨケグモ
- 蜘蛛のような魔物。大きさは30cm程度。人間への害はほとんどなく、小型の魔物を捕食対象にするため半ば益虫のような存在。敵意や殺気を察知して、「避ける」ことに秀でており戦士のような前衛職ではまず近づくことすらできない。
- シタツヅメ
- スズメのような魔物。長い舌が特徴で、激しく鳴く。
- コヨウコ
- 狐の魔物。変身能力があり、子供の姿に化けては遊びに混ざる。作中で言及された個体はタネの村の土地神として祀られていた。
- ズボシバナ
- モグラのように土に潜る魔物。ホシバナモグラのような鼻をしており、人間の下半身だけを地中に引きずり込んで鼻腔からマナを吸うが弱点(図星)も鼻である。
- マウントード
- 山の形を模した巨大なカエルの魔物。人間を丸呑みにして消化しようとする。
- ミクリープ
- 植物に擬態した魔物。何本もの触手を持ち、触手の先端を開いて人間に吸い付く。
- フユウデ
- 霊魂系の魔物。死んだ人間や動物のマナと残留思念から形作られ、「手」だけが何かを求めるように空中を浮遊する。スキル「気奪(げだつ)」によって生者の体力とマナを吸い取るが、マナを取り込むたびに生前の情報や思念が薄まっていき最終的には消滅する。また、マナを得られずとも存在が尽きて消滅する。
- ネコダマシイ
- 猫の魔物。二本の尾を生やし、尾と尾を叩き合わせて大きな音を出すことで相手を驚かせ、驚いた者に憑依することができる。意志の強い者には干渉できない。憑依された者はその間、二本の尾と猫耳を生やし、体の制御は乗っ取られるも意識は明瞭。
- オウルナイト
- フクロウの魔物。スキル「夜の羽」によって黒い羽を生み出し、羽にふれたものは「暗闇」状態、すなわち短時間盲目になる。
- マヒマヒ
- カタツムリのような魔物。人間の顔ほどの大きさがあり、麻痺効果のある分泌液と、触手から放つ微弱な電気によって相手の自由を奪う。
- ザブーン
- ヒヒのような魔物。人間と共生関係にあり、人に食料や居住スペースを提供されることと引き換えに、海辺で溺れた人の救助や、人に害ある海の魔物の討伐を行う。
- テンタコル
- タコのような魔物。海中に生息し、巨大。複数の人間を軽々と持ち上げられる太くたくましい触手を持ち、触手を一撃で切り落とすのは難しい。
- ウシオノボウシ
- クラゲのような魔物。細長いいくつもの触手で絡みつき、毒針で激しい痛みと痺れを引き起こす。
- デルタートル
- 亀のような魔物。甲羅が三角形に変形している。
- フォッグス
- キツネのような魔物。体を霧状に変え、吸い込んだ者の体力とマナを吸い取る。その間は物理的な攻撃を受けない。
- マリョクイ
- アリクイのような魔物。長い舌で絡みつき、マナを吸い取る。
- フエテ
- ナマケモノのような魔物。魔力は高いが体を動かすのが苦手で、「贋外身(がんがいしん)」という分身を生み出して移動の補助や餌探しに使っている。
- バイマシラ
- 猿の魔物。人間程度の体格だが、2倍ほどに巨大化できるスキル「倍化」を持つ。
- ゴレント
- 下部が石、上部が木で出来ている自然に擬態した魔物。しなる枝で獲物の自由を奪い、触手で敷き詰められた口内へ運ぶ。
用語
[편집]- フェニザスク
- 再生を司る神鳥とされる神。擁する機関は「フェニザスク教会」で、腰に「聖紋」を刻むことで信徒に白魔術を授ける。
- 他者への回復手段はほぼ白魔術しかないため、ガードたちは「白魔保険」への加入が必須。白魔術師のガード報酬はギルドからではなく、教会から支払われる。
- ゼニス
- 知識を司る神雲(しんうん)とされる神。擁する機関は「天頂院(てんちょういん)」で、所属する者に黒魔術を授ける。こちらは宗教の形態をとっていない模様。
- マナ(魔力)
- スキル発動のために消費されるもの。あらゆる物体が多かれ少なかれマナを保有している。人間は無意識に空気中に含まれる魔素を体に取り込みマナに変換している。人によって魔素との親和性は異なり、同量のマナでも回復までにかかる時間には個人差がある。また、一口にマナといっても物により性質の違いがある。
書誌情報
[편집]- 河添太一 『不徳のギルド』 スクウェア・エニックス〈ガンガンコミックス〉、既刊9巻(2022年3月11日現在)
- 2018年3月22日発売[9]、ISBN 978-4-7575-5623-2
- 2018年7月21日発売[10]、ISBN 978-4-7575-5781-9
- 2019年2月22日発売[11]、ISBN 978-4-7575-6008-6
- 2019年8月9日発売[12]、ISBN 978-4-7575-6234-9
- 2020年2月12日発売[13]、ISBN 978-4-7575-6497-8
- 2020年8月11日発売[14]、ISBN 978-4-7575-6795-5
- 2021年2月12日発売[15]、ISBN 978-4-7575-7088-7
- 2021年8月11日発売[16]、ISBN 978-4-7575-7419-9
- 2022年3月11日発売[17]、ISBN 978-4-7575-7806-7
テレビアニメ
[편집]スタッフ
[편집]出典
[편집]- ↑ “「ばらかもん」付録2種がガンガンに、河添太一の狩猟エロコメも開幕”. 《コミックナタリー》. ナターシャ. 2017년 6월 12일. 2022년 5월 15일에 확인함.
- ↑ 単行本9巻帯
- ↑ magyo_의 트윗 (1050310672922210305) - 2018年10月11日20:20
- ↑ magyo_의 트윗 (1447884952599597059) - 2021年10月12日20:20
- ↑ “不徳のギルド - 月刊少年ガンガン”. 《square-enix.com》. 2022년 1월 15일에 확인함. 다음 글자 무시됨: ‘ SQUARE ENIX ’ (도움말)
- ↑ “不徳のギルド”. 《ganganonline.com》. 2022년 1월 15일에 확인함. 다음 글자 무시됨: ‘ ガンガンONLINE ’ (도움말)
- ↑ magyo_의 트윗 (1502592708199989252) - 2022年3月12日19:29
- ↑ 가 나 다 라 마 바 사 “TVアニメ「不徳のギルド」10月放送開始、キャストに福原かつみ・礒部花凜ら”. 《コミックナタリー》 (ナターシャ). 2022년 6월 10일. 2022년 6월 10일에 확인함.
- ↑ “不徳のギルド 1”. SQUARE ENIX. 2022년 5월 16일에 확인함.
- ↑ “不徳のギルド 2”. SQUARE ENIX. 2022년 5월 16일에 확인함.
- ↑ “不徳のギルド 3”. SQUARE ENIX. 2022년 5월 16일에 확인함.
- ↑ “不徳のギルド 4”. SQUARE ENIX. 2022년 5월 16일에 확인함.
- ↑ “不徳のギルド 5”. SQUARE ENIX. 2022년 5월 16일에 확인함.
- ↑ “不徳のギルド 6”. SQUARE ENIX. 2022년 5월 16일에 확인함.
- ↑ “不徳のギルド 7”. SQUARE ENIX. 2022년 5월 16일에 확인함.
- ↑ “不徳のギルド 8”. SQUARE ENIX. 2022년 5월 16일에 확인함.
- ↑ “不徳のギルド 9”. SQUARE ENIX. 2022년 5월 16일에 확인함.
外部リンク
[편집]틀:Manga-stub 틀:月刊少年ガンガン連載中 틀:ティー・エヌ・ケー