사용자:WhiteNight7/번역장/노다메 칸타빌레 등장인물

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노다메 칸타빌레의 등장인물(일본어: のだめカンタービレの登場人物)은 만화 《노다메 칸타빌레》의 등장인물에 대한 것이다.

  • 애니메이션의 성우에 대해서는 <>안에 기술한다.
  • 드라마에 출연한 배우에 대해서는 ()안에 기술한다.

틀:스포일러 시작

주인공[편집]

노다 메구미[편집]

노다 메구미 - [Pf.]
(우에노 쥬리/아역:모리사코 에이)<카와스미 아야코>
본 작품의 주인공. 통칭 및 자칭 노다메. 1화에서 모모카오카 음악대 피아노과 2학년이다. 1981년 9월 10일 태어나, 처녀자리, B형, 신장은 162cm이다. 노다메(のだめ)라는 별명은 중학교 시절부터 얻은 벌명이다. 같은 반에 동명이인이 있어서 구별을 위해 “노다메(노다 메구미)”, “코가메(코가 메구미)”로 불리고 있다.
밝고 붙임성이 있지만, 너무 분방한 성격이여서 덜렁되고 야무지지 못한 점이 있다. 이상한 괴성을 하는 괴짜이지만, 사실은 마음 상냥하고, 순진한 면도 있다. 만화와 애니메이션을 좋아하고, 일본의 국민적 인기 애니메이션 《프리고로 왕》의 팬이다.
귀가 매우 좋고, 한 번 들은 곡은 상당히 난해한 곡 일지라 해도, 연주해 버린다. 연주는 자기가 스스로 즉흥으로 작곡해 버릴 만큼이지만, 독보는 초견 연주는 서툴다. 장래희망은 유치원부터 초등학교때 까지는 선생님이였지만, 치아키를 만나 그를 따라 잡고 싶다는 생각으로 그 꿈을 키워온다. 하지만 마라도나 피아노 콩쿠르 본선에서 입상을 하지 못해 낙담하다 귀향하였다. 그러나 에토 선생님의 메일로 유학 가기를 결심하고, 훌륭히 파리의 콘세르바트워르의 입시 합격을 하게된다. 파리 유학 후 살롱 콘서트를 하는 등, 연주 활동도 서서히 시작한다.


치아키 신이치[편집]

치아키 신이치 - [Cond., Pf., Vn.]
(타마키 히로시/아역 : 후지다 레이히사이)<세키 도모카즈/아역 : 사와시로 미유키>
본 작품의 또 다른 주인공. 자기 중심적인 프라이드가 높고, 냉담하게 보인다. 아버지는 일류 피아니스트인 치아키 마사유키이며 어머니는 부유한 사업가이다. 해외에서 태아났기 때문에 영어독일어, 프랑스어를 완벽하게 할 수 있으며, 피아노와 바이올린을 목표로 한다. 외모와 몸매를 모두 겸비한 남자여서인지 음악 대학에서는 “치아키님”이라고 불리는 왕자와 같은 존재이며, 유명 지휘자 비에라를 동경하면서 지휘를 목표로 삼고 공부를 하고 있다. 일본을 방문한 슈트레제만에 의해서 S오케스트라의 부지휘에 임명되고, 결국 정지휘자가 되게 된다. 치아키는 어린 시절에 비행기 사고로 인해 바다에 빠진 경험이 자신의 트라우마가 되어 비행기를 타고 국내외를 오고 갈수는 없지만, 노다메의 최면술에 덕에 이를 극복하게 된다.

指揮者とその関係者[편집]

フランツ・フォン・シュトレーゼマン(Franz von Stresemann) [Cond.]
(竹中直人)<小川真司>
6月3日生まれ、双子座、血液型O型、身長180cm。
世界的に有名なドイツ人指揮者で千秋の師匠。音楽に関しては超一流だが、中身はただのスケベ(変態)ジジイで野球拳が大好き。独身。家は裕福で、まじめで優秀なピアニストの兄がいる。
かつてお忍びで来日した際には、「ミルヒ・ホルスタイン (Milch Holstein) 」という胡散臭い偽名を使っていた(Milch = Holstein = 乳牛の品種。直訳して「牛乳」)為、のだめには未だにミルヒーと呼ばれている。隙あらば行きつけのクラブ「ワン・モア・キス」に姿を消し、日本のみならずパリ支店にものだめを連れ込んだ。ホステス相手にセクハラまがいのいたずらに出ることがある。かつてルー・マルレ・オーケストラの常任指揮者を務めていた。
桃平美奈子(ミーナ)、カイ・ドゥーンとは音大時代の同級生。学生時代はピアノを学んでいたが、ミーナに「指揮者になった方がいい」とアドバイスされたことにより指揮者に転向する。ミーナは現在千秋とのだめが日本で在席していた音大の理事長をしており、その縁で来日していた。カイ・ドゥーン、セバスチャーノ・ヴィエラとは犬猿の仲。
千秋を、師として厳しくも正しく導き、音楽に対しては一切妥協しない本物の「世界の巨匠」。のだめを気遣う優しい面も持ち、教え子たちには暖かく的確に接する、優れた指導者としての一面も持つ。
健康のために様々な食品を混合したマーメイドジュースを愛飲、風邪薬嫌い、ニンジンとシイタケ嫌い。我侭な性格で、指揮者の友人はジェイムズ・デプリーストしかいないらしい。マネージャーはエリーゼだが、彼女がいない時は実質的に千秋がマネージャーを務める羽目になる。
日本語は堪能で、のだめ達とは日本語で話すが漢字は読めない。
演奏旅行で千秋とプラハを訪れた際「(のだめとの事を)はっきりしろ」と言って、そっと彼の背中を押した(第64話)。結果、千秋はのだめと恋人同士になる。二人にとっては愛のキューピットである。
ドラマでは本物の外国人指揮者が演じていたヴィエラに対し、竹中直人が演じている。
エリーゼ
(吉瀬美智子)<川上とも子>
シュトレーゼマンの敏腕マネージャーであるドイツ人。
頻繁にバカンスを取り、千秋に業務を押し付けている。用心棒のオリバーを従え、シュトレーゼマンを裏で操る。「砂漠のプロメテウス作戦」と称し、千秋を無理やりシュトレーゼマンと同じ事務所に引き込んだ実行犯。ジャンのファンで一目見た瞬間にファンクラブを結成するほど。ビーフジャーキーが好物。意外とナイスバディ。千秋とはドイツ語で話す。
ドラマ版でエリーゼを演じた吉瀬は、外国人を演じることからカラコンを入れている。
オリバー
<安元洋貴>
エリーゼの用心棒。サングラスをかけている(初登場時はかけていなかった)。主な仕事はシュトレーゼマン(と千秋)の捕獲。合唱団に所属しているらしい。
セバスチャーノ・ヴィエラ (Sebastiano Viella) [Cond.]
(ズデネク・マカル)<江原正士>
1月23日生まれ、水瓶座、血液型B型、身長187cm。
世界的に有名なイタリア人指揮者。千秋が子どもの頃から師と仰ぐ人物で、おもちゃが好きで少年のような心の持ち主(テレビドラマ版ではたまごっちが縁で千秋と親しくなる)。千秋の父とは友人同士だが、千秋よりはおもちゃのほうが大切らしい。千秋と過ごした期間は短く、指揮の手解きも殆どしていない(モーツァルトの奇癖など妙な事を教えていた)が、今でも「弟子」として気にかけている。千秋の話では、今はオペラ座で指揮をしている様子。シュトレーゼマンとは犬猿の仲。不仲の理由は、「店でたった1個だけ残っていたおもちゃを(ヴィエラに)取られた、口説いた「美しい」女性が卑劣な人間(ヴィエラ)の妻だった」「妻を(シュトレーゼマンに)口説かれた」から。
ドラマ版でヴィエラを演じたズデネク・マカルは本物の指揮者である(チェコ・フィルの首席指揮者だった)。
松田 幸久(まつだ ゆきひさ) [Cond.]
<東地宏樹>
千秋留学のため、R☆Sの後任として千秋本人により招聘された指揮者。パリのR管(ルセール管弦楽団)から日本のMフィルを指揮するために帰国していた。性格はシュトレーゼマンに通じる部分が多々ある(本人も密かに尊敬しているようだ)。一見軽く見えるが、音楽に対しては真摯であり、当時恋人であった大富豪の娘からR☆Sオケを馬鹿にされた際に怒りを表して絶縁した。ズボンを全部下ろさないと用が足せない。未来日記をつけている。
ジャン・ドナデュウ(Jean Donnadieu) [Cond.]
ジリ・ヴァンソン
5月14日生まれ、牡牛座、身長182cm。
フランス人の若手指揮者。ヴィエラの弟子。「プラティニ国際指揮者コンクール」で千秋と優勝を争った。華やかで才能があり、ルックスも性格も良い才色兼備の青年。ゆうこという日本人の彼女がおり、よく人目をはばからずにイチャイチャしている。「黒王子」千秋に呼応して「白王子」と称され、そのあだ名が示すように実に華やかで流麗な音楽創りをするが、同時に、どのような曲にもそのような姿勢で臨んでしまうため、演奏に深みが欠けるという大きな欠点も有している。現在デシャン・オーケストラの常任指揮者。気に入った中古車を取られて千秋に「僕はデシャンでマルレをつぶす」と中古車ディーラーの乱を起こしている。登場シーンは薔薇に囲まれていることが多い。やや誇大妄想。単行本の巻末によるとモデルとなったリアルジャンがいる模様。
並木 ゆうこ(なみき - )
山口紗弥加
ジャンの恋人。負けず嫌いで気が強く、ジャンも頭が上がらない様子。某ブランド店で働いていた。コンクールでの曲決めの際、ジャンが得意とするジャンルをくじで引き当てることが多い「幸運の女神」(ジャン談)。度々「千秋・のだめVSジャン・ゆうこ」の形で場外戦を展開している。のだめの言った「千秋の師匠はミルヒー・ホルスタイン」を本当と受け取って馬鹿にしていた。実はのだめより8歳年上。単行本の巻末によるとモデルとなったリアルゆうこがいる模様。
片平 元(かたひら はじめ)[Cond.]
石井正則
「プラティニ国際指揮者コンクール」に出場した日本人指揮者。フランス語が話せず、千秋に通訳してもらっている。年齢制限ぎりぎりの30歳で、このコンクールで初めてファイナリストになり、優勝は逃したもののプロのオーケストラから客演依頼を受けるようになった。滞空時間まで計算されたジャンプとダイナミックな指揮が持ち味。妻と娘が日本におり、愛妻家。コンクール関係者のフランス人たちからは「カタイラ」の愛称で親しまれている(フランス語では「h」を発音しないため)。
ジェイムズ・デプリースト(James DePreist) [Cond.]
東京都交響楽団常任指揮者を務めている実在のマエストロ。作者との対談がきっかけで登場するようになる。
千秋のパリデビュー公演を見て気に入り、ルー・マルレ・オーケストラの常任指揮者に指名した。ライブラリアンのテオからは「デプさん」と呼ばれており、千秋には「ジミーでいい」と気さくに応じている。
作中ではルー・マルレ・オケの音楽監督を兼任しており千秋の上司にあたるが、都響の仕事で来日中の為、まだ会っていない。
日本の大相撲が大好きで、貴乃花魁皇のファンだったとのこと。シュトレーゼマンの唯一の指揮者の友人らしく、対談の通りに描かれれば、彼に劣らぬ変人となる可能性がある。

Sオケ関係者[편집]

峰 龍太郎(みね りゅうたろう) [Vn.]
(瑛太)<川田紳司>
7月27日生まれ、獅子座、血液型B型、身長182cm、東京都出身。
桃ヶ丘音楽大学の裏にある中華料理屋「裏軒」の一人息子。非常に過保護な父を持ち、また本人も「ファザコン」。千秋とのだめの親友。ヴァイオリン科に在籍し千秋と同い年だが、成績不良で1回留年しているため、のだめと同じ学年。そのため「留年太郎」という不名誉なあだ名を持つ。
幼少時にジュニアのコンクールで3位をとる。当初はエレキヴァイオリンを愛用し完全なロック志向だったが、千秋と出会い、クラシック一本でやって行くことを決意。シュトレーゼマンによってSオケのコンサートマスター(コンマス)に抜擢され、ニナ・ルッツ音楽祭に参加したことによりヴァイオリン奏者として成長を遂げていく。R☆Sオケには結成当時から参加し、初期主要メンバーが抜けていく中でR☆Sオケの中核として支えている。清良とは後に恋人の関係となる。
桃ヶ丘音楽大学ヴァイオリン科卒業後は、家事手伝いをしながらR☆Sオケの活動を続けている。
奥山 真澄(おくやま ますみ) [Perc., Timp.]
(小出恵介)<藤田圭宣>
1月4日生まれ、山羊座、血液型AB型、身長170㎝。
体は男でも心は常に乙女チックな打楽器奏者。山形県出身。千秋と同学年。アフロヘアーと口ひげが特徴的。あだ名は「ティンパニーの真澄ちゃん」、千秋の命名による「モジャモジャ」、自称「打楽器の王」。
極度の閉所恐怖症で、練習室に長時間いられないが、人間メトロノームと言われるほどの正確なテンポを刻む。大学の階段で転びそうになった所を千秋に助けられて以来、熱烈に慕うようになる。そのため千秋につきまとうのだめに嫌がらせをしたり、千秋をめぐって勝負をする。元はAオケのメンバーだったが、リハーサルの見学に来た千秋の気を引こうとして、踊りながら演奏したため、Aオケを追い出されSオケに参加する。卒業後は在京オーケストラである新都フィルのオーディションに合格しプロとして活動する一方、R☆Sオケにも参加する。
奇人・変人の揃ったSオケの中でもその特異なキャラクターが目立つが、ニナ・ルッツ音楽祭にしっかり準備をしていたり、卒業演奏会 (第31話) でも軽い練習などないと発言していたりと努力家であり、SオケおよびR☆Sオケのメンバーを務める実力者でもある。
鈴木 萌(すずき もえ) [Fl.]
(松岡璃奈子)<柚木涼香>
「Sオケの叶姉妹」の姉で薫と双子のフルート奏者。髪は緩いパーマ。卒業演奏会へ出演できたものの、千秋にR☆Sオケへの入団を断られる (第31話)。しかし千秋の目論見どおりに腕を上げ、CDを出して「クラシック界の叶姉妹(アニメではゴージャス姉妹)」と呼ばれるまでになる。第49話でR☆Sオケの新メンバーとしての参加を果たす。ちなみに、Gカップ。
鈴木 薫(すずき かおる) [Cl.]
(松岡恵望子)<小野涼子>
「Sオケの叶姉妹」の妹で萌と双子のクラリネット奏者。髪はストレート。萌と同じく卒業演奏会へ出演したが、やはりR☆Sオケへの入団を断られる。第49話では萌とともにCDを出し、晴れてR☆Sオケの新メンバーとなる。ちなみに、こちらもGカップ。玉木に思いを寄せられているが気づいていない。
佐久 桜(さく さくら) [Cb. (DB)]
(サエコ)<能登麻美子>
身長148cmの小柄な身体ながらコントラバス奏者。小柄のためコントラバスを背負って歩くとコントラバスが歩いているように見える(通称:妖怪コントラバス)。ヴァイオリン蒐集家の父親が事業を失敗したため、学費のために日々アルバイトに精を出すが、練習不足になるという本末転倒の結果になる。父親が呪いの楽器を手放して以降は家計が立ち直り、遅れを取り戻すべく猛練習に励む。同じくコンバスのカーくん(岩井一志)とは、Sオケ初のカップル。将来はウィーン・フィルのメンバーになるのが夢。(作中で千秋の独白としてウィーン・フィルは女性は入れないとあるが、現在は女性や東洋人にも僅かではあるが門戸が開かれている)ドラマではR☆Sオケに選ばれている(原作では選ばれていない)。
岩井 一志(いわい かずし) [Cb. (DB) ]
(山中崇)<中村悠一>
Aオケにも参加するほどの実力者。通称カーくん。桜とは対照的にかなり背が高い。最初は、練習不足でチューニングすらままならない桜に意地悪していたが、佐久家の家計が立ち直って桜が実力を伸ばしてくると、態度を和らげる。そしてSオケ初のカップルとなる。
玉木 圭司・橋本洋平(たまき けいじ・はしもと ようへい) [Cl.・Ob.]
(近藤公園坂本真)<古島清孝鈴木達央>
通称、ダーティーペア。アンチ千秋を目論むSオケの2人組。練習中・打ち上げなど様々な場面で千秋を失墜させようとするが、ことごとく失敗。玉木は薫に憧れていたが、最後までまったく相手にされず、恋愛面でも千秋に敗北を喫している。共に音楽関係の会社に就職。
金城 静香(きんじょう しずか) [Va.]
(小林きな子)<橘U子>
泣き虫のヴィオラ奏者。千秋・シュトレーゼマンの両方から男と間違われる容貌だが、大学卒業とともに結婚(相手は45歳)、今村姓になる。
大河内 守(おおこうち まもる) [Cond.]
(遠藤雄弥)<近藤孝行>
指揮科の学生。かなりの自信家で、千秋をライバル視し服装まで真似しているが、実力、ルックス共に全く劣っているため千秋どころか周囲にもライバルだと認められていない。シュトレーゼマンに袖の下を送り、彼の代役でAオケの指揮をするも大失敗。学園祭では千秋がAオケとピアノ協奏曲をやることになったため、Sオケの指揮者の座になんとかつき、無事に指揮を務めた。ファンブックの番外編では、R☆Sオーケストラの松田の助手として入り込み、さらに千秋の「盟友」と偽って千秋のファンの女性と仲良くなり、彼女の母親が所属する合唱団の指揮者になった姿が描かれている。

R☆S(ライジングスター)オーケストラ[편집]

峰 龍太郎(みね りゅうたろう) [Vn.]
奥山 真澄(おくやま ますみ) [Perc.]
それぞれ前述の通り。
三木 清良(みき きよら)[Vn.]
(水川あさみ)<小林沙苗>
4月18日生まれ、牡羊座、血液型O型、身長159cm、東京都出身。
実力派美人ヴァイオリニスト。ウィーンに留学していたが、師匠のカイ・ドゥーンに従い一時帰国。しかしその師匠から贈られた安眠枕のせいで、コンクール当日に生まれて初めて首を寝違え、屈辱の2位に留まることに。
R☆Sオケの初代コンサートミストレス(コンミス)を務める。(ドラマでは、最初から桃ヶ丘音楽大学の学生でAオケのコンミスになっているが、原作ではAオケのコンミスは別人である。)
オケの活動を通して峰龍太郎の彼女に。高橋紀之にコンマスの座を譲ると同時にウィーンに戻った。峰とは文通で連絡を取り合っている。カントナ国際コンクールヴァイオリン部門で3位入賞&特別賞受賞。これを期に日本への帰国が決まった。今後は日本で音楽事務所に所属しながら日本で活動予定。
主要登場人物ではあるがR☆Sオケ在籍中はのだめと面識がなかったが、噂には聞いていた模様。ウィーンに戻った後に観光に訪れたのだめと会っている。(清良が千秋をオーケストラに誘いに来た際にのだめも少し離れたところにいたが、清良は千秋しか目に入っていなかったようである)
黒木 泰則(くろき やすのり) [Ob.]
(福士誠治)<松風雅也>
11月13日生まれ、蠍座、血液型B型、身長175㎝、埼玉県出身。
実力派オーボエ奏者。あだ名は「くろきん」、(フランス人からは)「ヤス」。その実直で義理堅い性格と古風な容貌は「いぶし銀の武士」といった印象を与える。あまりにも素直なため、物をはっきりと言ってしまい、知らず知らず人を傷つけていることも。精神状態が演奏に反映されやすい。何を間違ったのか、のだめに一目惚れしてしまう。そしてコンクール本選観覧に誘おうとするも、千秋に対するのだめの愛を目の当たりにし、失恋。そのままコンクールで大失敗。
しかし、その実力は千秋やプロをも唸らせる程。千秋の勧めでルー・マルレ・オーケストラのオーディションを受け、見事入団。新首席オーボエ奏者に就任する。
現在は、のだめと同じパリの音楽院に留学中。今度はのだめ部屋を目の当たりにするも、現在も良好な関係を築いている。また、ターニャと初めて(のだめを介さずに)出会ったときは、フランス語で「陰湿」を暗喩する青緑色に形容され、それを覚えていた彼はターニャとの予期しない再会で表情が固まり、ターニャに再び同じ事を言われる。リード作りが日課。のだめを本名(「恵ちゃん」)で呼ぶ、数少ない人物でもある。
菊地 亨(きくち とおる)[Vc.]
(向井理)<諏訪部順一>
10月23日生まれ、天秤座、血液型B型、身長178㎝、群馬県出身。
実力派チェロ奏者。ボストン留学中。表現力に定評があり、国内コンクールでの優勝経験もある。しかし筋金入りの女たらしで、コンクールの優勝祝いに彼女たちが同時に駆けつけて三つ又が発覚して、祝賀ムードは一転、修羅場になったことがある。その流れか、彼女の一人である島袋いずみの夫から暴力をうけ、足を骨折した。愛着のあるR☆Sにいつか戻ってきた時に気まずい思いをしたくないのか、レベルが高いと評価していたR☆Sの女の子には一切手を出していない。
高橋 紀之(たかはし のりゆき) [Vn.]
(木村了)<石田彰>
ヴァイオリン奏者。ブッフォン国際ヴァイオリンコンクール3位入賞経験あり。R☆Sオーケストラの公演に衝撃を受け、芸能界入りの話を蹴って入団を千秋に直談判。コンサートマスターの座を清良から奪い取った。真澄ほど露骨ではないが男色の気があり、千秋のことを狙っていたが、美形なら誰でもいいらしく現在は松田に夢中。コンセルヴァトワールにも留学してたことがあり、彼氏が居た。
木村 智仁(きむら ともひと) [Vn.]
(橋爪遼)<神谷浩史>
ニナ・ルッツ音楽祭で峰と初めて出会い、文通で仲良くなる。その後、峰の推薦により晴れてR☆Sオケへの参加が許される(が、実際には乗っている曲が少ないので事務員も兼ねている)。カイ・ドゥーンと千秋の話(ドイツ語)を盗み聞きして、傍にいる峰に同時通訳できる技能持ち。独特の髪型で、あだ名は沙悟浄(木村は峰をサルと呼んでいる)。
相沢 舞子(あいざわ まいこ) [Fl.]
(桜井千寿)<関山美沙紀>
ニナ・ルッツ音楽祭で千秋たちと出会うパーマポニーテールの女子。大学卒業後は海外留学。アルコールが入ると自己主張が強くなる。
峰 龍見(みね たつみ) [パトロン]
(伊武雅刀)<チョー>
中華料理「裏軒」の主人で、龍太郎の父。息子を異常なまでに溺愛しており、息子や彼のオーケストラを馬鹿にする客には容赦なく怒りを向ける。千秋のことを、息子の勉強を見たことから「先生」と呼ぶ。息子と千秋のバックアップのために、R☆Sオケにおける活動の全面的協賛を行っている。また、SオケやR☆Sオケが成功を収めるたびに、新メニューとしてそれにちなんだ食べ物を作っている。作者によると本作屈指の人気キャラであるらしい。

このほか、ドラマではダーティーペアや桜、静香を始めSオケのメンバーも多数加入している。

大学関係者[편집]

江藤 耕造(えとう こうぞう)
(豊原功補)<中井和哉>
4月6日生まれ、牡羊座、血液型O型、身長175cm。
桃ヶ丘音楽大学ピアノ科教授。大阪府出身で関西弁の熱血教授。単なる見かけ倒しではなく、実際に有能で権力もあり、担当するのは優秀な学生のみ。そのレッスンは「エリート専門江藤塾」と呼ばれ、ハリセンを手にしたスパルタ指導で学生から恐れられている。あだ名はそのまんま「ハリセン」。しかし千秋に見限られ、谷岡と担任交代してまで指導しようとしたのだめにまで拒否されたことから、ついにハリセンを捨て、変わる。
江藤 かおり
(白石美帆)<平松晶子>
耕造の妻。初登場時38歳。かつて声楽をやっており、のだめがコンクールで着用したど派手なドレスは全て彼女のお下がりである。未だに耕造が花しょって見えるときがあるくらい、旦那ラブ。
谷岡 肇(たにおか はじめ)
(西村雅彦)<小形満>
桃ヶ丘音楽大学ピアノ科教授。主に落ちこぼれを担当するといわれ、彼の生徒になっただけで凹んでしまう学生も多い。しかし実際には実力主義に固執した生徒に、「音楽を楽しむ心」を取り戻させることができる稀有な存在。人は良いがいまひとつやる気に欠ける(本人曰く「やる気のない生徒にやる気を出させるほど、やる気のある教師ではない」とのこと)。元・のだめの担任。江藤と決別した後の千秋の担任でもある。のだめとは息の合ったレッスンを行っていたが、担任の座をあっさりと江藤に明け渡してしまった。
桃平美奈子(ミナコ・モモダイラ)
(秋吉久美子)<一城みゆ希/学生時代:藤村歩>
桃ヶ丘音楽学園の理事長。海外に行けない千秋を気にかけていた。若い頃は海外で活躍し、「東洋の宝石」と呼ばれ、美貌の天才ピアニストと謳われたが、指の病気を患いピアノを断念。日本に帰国後、作家と結婚するが後に離婚。
昔シュトレーゼマンとロマンス (?) を繰り広げたことがあるらしく、彼が指揮者を目指すきっかけを作った。2人は現在でも親交があり、「フランツ」「ミーナ」と呼び合っている。また、かつてカイ・ドゥーンとシュトレーゼマンの間で彼女をめぐる死闘があったという話を聞いた千秋は、「魔性の女」と心の中で称していた。千秋を気にかけていたシュトレーゼマンに、「手を出すな」といってペーパーナイフを投げつけたことがある。
桃平 沙夜子( - さよこ)
理事長の妹。理事長と顔つきがそっくりだが、対照的に体は太っており、「理事長デブ疑惑」浮上の一因となった。峰パパと仲がよく、しょっちゅう学園のツケにして裏軒で食べ、10人前完食を達成したことも。
多賀谷 彩子(たがや さいこ)
(上原美佐)<生天目仁美>
4月7日生まれ、牡羊座、血液型A型、身長157cm、神奈川県出身。
千秋の元彼女。多賀谷楽器社長令嬢。声楽家を目指すお嬢様。美人で優秀だがプライドが高く、千秋に言わせれば「底意地が悪い」。別れた後も千秋に未練があり、スランプに入ったこともあって、何度も音楽を棄てようと思った事もある。しかしライバルの菅沼が学祭のオペラで、そんな自分の姿をモデルにして浮気女を演じたことを知り、みっともない自分を認めて開き直った瞬間、スランプから脱し、再び歌に生きることを決意するきっかけとなる。
菅沼 沙也(すがぬま さや)
(井上佳子)<新井里美>
彩子の同級生。思いがけず彩子の欲しがっていた役を奪ったことから、猛烈な嫌悪感やライバル意識を持たれていて、「ブー子」と呼ばれている。初登場時はかなりの巨体だったが、テノールで首席の山本君に恋をしてからはダイエットに励み、少しスリムになった。千秋に未練たっぷりな彩子をモデルに、学祭で(彩子曰く「見ていて恥ずかしくなるぐらいイヤらしい」)ドラベッラを演じ、千秋に「小さな枠に収まりきらない演技力がある」と評される。
中村 みどり
<森夏姫>
ヴァイオリン科教授で峰の担任のオールドミス。裏軒のパフェが好きで、あだ名はそのまま「パフェ」。ヘアカラーを多用して若作りし、イケメン学生が大好き。小田切たちと「教授トリオ」を結成し、峰の実家とも知らずに裏軒で峰やSオケの悪口を言っている。
小田切 次郎(おだぎり じろう)
<最上嗣生>
ピアノ科教授。おにぎりの海苔のようなバーコード頭で、あだ名は「おにぎり」。「教授トリオ」のひとり。
教授
「教授トリオ」の中で一番影が薄いが一番の権力者。Sオケの廃止・存続の決定や、生徒の進級・卒業に関する権限を持っている。
早川 有紀夫(はやかわ ゆきお)
(諏訪雅)
指揮科の学生。大学在学中にドイツ留学してヴィエラに師事。そのため千秋からは一方的にライバル視され、太っているため陰で「ハム」「ソーセージ」と呼ばれている。声楽家の母がおり、その縁で彩子とも親しい。
カイ・ドゥーン(かい・どぅーん)
<斧アツシ>
ドイツ人。ベルリンフィル弦楽四重奏団の一人で、清良のバイオリンの師匠。シュトレーゼマン帰国後、入れ替わるように桃ケ丘音大の客員講師に。前述の通り、理事長を巡ってシュトレーゼマンと死闘を繰り広げたらしく、彼らのことを「フランツ」「ミーナ」と呼ぶ。「百戦錬磨の世界のコンマス」と称される程の卓越した演奏技術を持つ。かなりの巨躯で、バイオリンが小さく見える程。ルー・マルレ・オーケストラの元コンマス(その時の指揮者がシュトレーゼマン)。「ヨロシク」を「ヨロシコ」と間違えて言う(本人に認識は無い)。

家族・親族[편집]

野田恵(のだめ)の家族[편집]

野田 洋子(のだ ようこ)
(宮崎美子)<湯屋敦子>
のだめの母。通称ヨーコ。裁縫以外の家事は全く苦手で、同居している義母に任せっきり。唯一得意とする洋裁はプロ級で、のだめの普段着用ワンピースやフォーマルドレスはお手の物。さらに千秋の服も作ろうとした(実際ワイシャツを製作しフランスにいる千秋の元に送っている)。のだめに「遺伝」したごみの山は音大生の女性やピアノ教室の花桜先生が自宅に来た際の場面(コミックス9巻p.173)に「さりげなく」描かれている。
野田 辰男(のだ たつお)
(岩松了)<大川透>
のだめの父。東京でサラリーマンをしていたが、のだめが10歳のとき、福岡に戻って実家の海苔農家を継ぐ。なお、洋子の掃除下手(に伴う生活空間の減少)も引っ越しの一因らしい。野田家の中で、のだめのことを一番心配している。趣味は和太鼓。オヤジギャグ好き。
野田 佳孝(のだ よしたか)
(別當優輝)<代永翼>
のだめの弟。通称よっくん。料理と貯金が大好きな大学生。のだめ製作のオリジナルフォント「みそ字」を勝手に販売し、収入を独り占めするちゃっかりした面も。高い金を出して音大に行かせてもらっているのに、卒業年次になっても就職活動をしていない姉を「不良債権」呼ばわりする。
第9巻では新作メニュー「海苔餃子」を披露する。
野田 喜三郎(のだ きさぶろう)
(江藤漢斉)<園江治>
のだめの父方の祖父。野田家では最も物静かで、大学生の孫たちにもお年玉をあげる優しいおじいちゃん。海苔農家の初代。
野田 静代(のだ しずよ)
(大方斐紗子)<上村典子>
のだめの父方の祖母。洋子にかわって一家の炊事・洗濯・掃除を一手に引き受けている。コンクールで失敗した傷心ののだめに、再びピアノに向き合う情熱を取り戻させた。
  • なお、のだめの実家が福岡という事でドラマ/アニメとも九州出身者を意識してキャスティングされている。出身県別にまとめると父・母役はドラマ/アニメともに九州出身。宮崎美子(熊本)、湯屋敦子・岩松了(長崎)、大川透(鹿児島)、上村典子(福岡)となる。

千秋真一の家族・親族[편집]

三善 征子(みよし せいこ)
(黒田知永子)<三石琴乃>
千秋の母。家庭を顧みない夫と離婚し、実家に出戻っている。お嬢様育ちで世間知らずに見えるが、実は現実的。離婚の際にも慰謝料代わりに夫からマンションひとつ取り上げたほど。若い芸術家のサポートを生業としており、のだめの留学も支援した。千秋の外見はどうやら母親似。のだめとはメル友の関係で、千秋に対し「あなたの天使」と評する程仲が良い。
千秋 雅之(ちあき まさゆき)
千秋の父で、世界的に有名なピアニスト。征子と出会ってから成功を収め、三善家の支援もあって世界的に有名になった。しかし音楽活動にかまけて家庭を顧みず、マネージャーとの浮気現場を息子に目撃された事も。千秋が12歳のときに征子と離婚した。ヴィエラと親しく、彼がヴィエラの公演のチケットを千秋に送った事がきっかけで千秋は指揮者を志すようになった。なお、顔の全容が初めて描かれたのは第94話(コミックス16巻)最終コマ。
なお、第三者から血縁関係を問われた真一が「関係無い」と即答するほどに父子のわだかまりが残っているが、長田やアンナから見れば「同じこと言ってる」らしく、千秋の中身は父親似のようだ。
三善 竹彦(みよし たけひこ)
<大塚芳忠>
千秋の叔父、かつパトロン。家族想いで特に娘にはデレデレだが、三善商事を二代目として引き継ぐと完璧主義が災いして仕事に没頭、精神の余裕を無くす。その所為か妻・千春が家出することも。千秋に音楽を棄てさせ後継者にしようと目論んでいたが、現在は指揮者としての成功を願っている。
三善 俊彦(みよし としひこ)
<吉野裕行>
千秋の従弟で初登場時中学生。進学校に通っており、幼少期は「真兄になりたい」とバイオリンに熱中したが、今は見切りをつけ父の跡を継ぐべく勉学に励んでいる。父譲りの割れた顎を気にしている。母の家出の原因が父にあると思っており、また甘やかしスパルタが両極端な父に反発する事もしばしば。その実、自分の存在を認めて欲しいという、ナイーブで屈折した心理も見せる。実は「みそ字」ユーザー。
三善 由衣子(みよし ゆいこ)
<折笠富美子>
千秋の従妹で初登場時小学生。千秋を「真兄ちゃま」と呼んでべったり甘えており、千秋も由衣子を可愛がっている。家庭環境の悪化から妙に大人びた表情を見せていたが、のだめと打ち解けたことで子供らしさを取り戻す。幼稚園教諭を目指すのだめに「友達だけど先生じゃ無い」と断言した。
三善 誠一郎(みよし せいいちろう)
<青森伸>
千秋の祖父で、作中では故人。三善商事初代社長。大きな包容力を持ち、音楽を愛する優しい人(特にエルガーが好き)。そのため征子の夫・雅之の活動も全面的に支援していた。
坂田 千代(さかた ちよ)
<笹森亜希>
三善家の住み込み家政婦。無表情で料理が苦手だが、忙しい旦那(竹彦)と家出中の夫人(千春)にかわって子供たちを守る、頼れる存在。パリ留学直前ののだめが三善家に下宿した際、“のだめ部屋”を見て強盗が入ったと勘違いした。

フランス・コンセルヴァトワール[편집]

シャルル・オクレール (Charles Auclair)
(マヌエル・ドンセル)<清川元夢>
5月9日生まれ、牡牛座、血液型O型、身長173㎝。
フランス人ピアニスト。指導者としても有名で、有名なピアニストを何人も育ててきた名匠(フランクや孫 Ruiが希望するほど)。審査員を務めた「マラドーナ・ピアノ・コンクール」でのだめを見出し、パリの国立音楽院「コンセルヴァトワール」留学を勧めた。現在、同音楽院でのだめの指導教官を務める。のだめには、その外見からか「マスター・ヨーダ」と呼ばれている。のだめのことを「べーべちゃん(赤ちゃん)」と呼んでいる。天然ボケで、のだめと会話がかみ合わないこともある。日本のお饅頭が大好き。
リュカ・ボドリー
弱冠12歳にしてコンセルヴァトワールに入学した天才ピアノ少年、のだめの同級生。学校の勉強は通信教育でこなし、のだめと出会うまでは一人遊びに興じていたが、今では10歳の年齢差がありながら良き遊び相手となっている。祖父は有名な音楽学者。のだめに淡い恋心を抱くが、ノエルの夜にあえなく玉砕。
第91話で久しぶりに登場。夏休みの3ヶ月の間に成長期に入り、声変わりし背もかなり伸びてのだめを驚かせた。だがまだのだめのことは諦めていないらしく、千秋に嫉妬している。のだめの外見(東洋人は若く見える)と言動から年齢差は2~3歳と思い込んでいたが、10歳年上と知りショックを受けた。
孫 Rui(ソン・ルイ) [Pf.]
(山田優)
米国育ちの中国人ピアニスト。超絶技巧の演奏テクニックを誇り、早くから演奏活動で世界中を回っている。が、テクニックに走って酷評されたことも。上海で千秋と共演したこともあり、のだめが一方的にライバル視していた(千秋曰く「のだめの鬼門」)が、最近は彼女の方ものだめのピアノ技術を意識している様子。辣腕マネージャである母親に反発し、フランス語を勉強してコンセルヴァトワールに留学。フランク同様、オクレール先生の授業を希望していたがフランクと同じ先生にあたっている。人に頼みごとをするのが上手で、周囲を振り回すこともある。ショッピングが大好き。部屋はのだめに負けず汚い。
ポール・デュボワ
コンセルヴァトワールのバソン科に在籍するフランス人学生。千秋も認めるほど演奏技術は高い。室内楽の試験のため、のだめ、黒木とトリオを組む。和食好きで、トリオにも「ヤキトリオ」と名づけた。すぐに「ノン!」という。時代の流れでバソンではなくファゴットを募集していたマルレ・オケのオーディションにわざわざバソンで挑み、合格。唯一のバソン奏者として加わることになる(自称「マルレ・オケにバソンを残す会 会長」)。顔が一家全員そっくり。
デュマ
のだめの初見演奏の先生。初見が大の苦手なのだめに振り回されつつも、しっかり教育中。
マジノ
ピアノ科のアシスタント。オクレール先生のレッスンの前に厳しい予習・復習を課す。音楽に対しては厳格だが、良き相談役でもある。人生に恋は不可欠だと信じている。
アナリーゼの先生
名前は不明。作曲科の先生で、淡々と授業を進める。のだめとリュカが初めて出会ったクラス。

パリのアパルトマンの仲間[편집]

アンナ
三善家所有のアパルトマンの現地管理人。長田や雅之・征子夫妻とは長い付き合いだが、千秋家の事情から現在雅之に対しては冷たい。若い頃は美人だった。
フランク・ラントワーヌ
ウエンツ瑛士
コンセルヴァトワールのピアノ科に在籍するフランス人学生。オクレールのレッスンを受けたいがためにコンヴァトに転入したが、自分ではなくのだめが彼の受け持ちの生徒として選ばれたことでショックを受ける。また『プリごろ太』をはじめとする日本アニメオタクで、オタクを侮辱されると怒る。日本人女性が好みらしく、一時のだめに惚れていたこともあるが、のだめが自分以上にオタクである事にショックを受け、失恋。現在はよきオタク友達である。面倒見がよく、ターニャやユンロンを実家に招くこともある。
タチヤーナ・ヴィシニョーワ(ターニャ)
ベッキー
コンセルヴァトワールのピアノ科に在籍するロシア人留学生。男好きで化粧が濃いが素顔は純朴。意外と世話好きで情が厚い。紫やヒョウ柄等、ショッキングなファッションセンスを持ち、付き合っていた相手に「君はダサい」など散々言われてフラれた(フランク談)。実は黒木とは一度のだめを介さずに出会っているが、そのときの互いの第一印象は最悪で、黒木を「暗ーい」(フランス語。直訳すると「青緑」)と評する。のだめお手製カレーで食中毒になってしまい、黒木のルー・マルレ・オーケストラ入団テストの伴奏中に具合が悪くなり、演奏終了直後に倒れてしまった。しかし、その食中毒をきっかけとしてダイエットに成功し、美人度が大幅に上昇、新しい恋を見つけようと躍起になっている。一方で、黒木とは徐々に距離が縮まり、今はいわゆるケンカップル状態。寝ている黒木にキスを試み成功、しかし気付いていた黒木は魂が抜けたかのような描写がなされた。特技は料理。
李 雲龍(リ・ユンロン)
パリの私立音楽院エコール・ノルマルのピアノ科に在籍する中国人留学生。神経質で、お金に細かい。のだめに負けず劣らず大食いで、一つの食べ物を分けるときは自分が一番多く食べないと気が済まない。家族が大好きで、しばしばホームシックになる。同じ中国出身のピアニストである孫 Ruiに憧れているが、その憧れが時に重圧となっている。
長田 克広(おさだ かつひろ)
40代の日本人画家。通称「ムッシュー長田」。壁の絵を描き続けるかたわら、アパルトマンの住人たちの「音」の抽象画を描いたりもしている。第1作は千秋の父親の作品。昔からアパルトマンに住んでおり、かつて滞在していた千秋の父親とは友達だった。幼い千秋から50フランを奪って逃げた経験あり。ターニャと同様、のだめお手製カレーで食中毒で倒れる。単行本の巻末によるとモデルとなったリアル長田がいる模様。
ヤドヴィガ(謎の眠り姫)
17歳の作曲科のハンガリー人の女の子。初めて登場したときはベッドの中で唸っており、ファンブックでは「謎の眠り姫」とクレジットされていた。滅多に姿を現さず、「幽霊学生」と呼ばれている。102話では、「テルミンとピアノのための小品集」を発表。フランクの伴奏つきで演奏した。音程の合いにくいテルミンをみごとに弾きこなし、フランクを驚かせた。

ルー・マルレ・オーケストラ[편집]

トマ・シモン [Vn.]
マルレ・オケのコンサートマスター。気に入らない指揮者やメンバーに対する態度が高圧的で、そのため「マルレの独裁者」と噂されている。しかしそれは、音楽に情熱を傾け真剣に向き合っている証。千秋とは価値観が似ているため、周囲からは2人が結託しているように見える。
テオ
マルレ・オケの事務局員兼ライブラリアン。うっかり者だが、強運と要領の良さで数々の危機を乗り越えている。のだめを千秋のとして認識している。よく変なTシャツを着ている。
ノエミ・クルベ [Vc.]
マルレ・オケのチェロ奏者。大きくウェーブのかかった赤毛が特徴で、千秋は心の中で「赤モジャ」(モジャモジャ)と呼んでいる。変装した千秋の正体を見破るという鋭い部分もある。副業でマルレ・オケのポスターやプログラムのデザイン、アメリカンコミックの翻訳もやっている。友だちがプリごろ太の翻訳を手がけているらしい。
黒木 泰則[Ob.]
前述参照
アレクシ・ソラン [Ob.]
オーボエのセカンド(黒木の隣)。看護師の妻と幼稚園児の娘カトリーヌを持つ。練習中に職場にメールを打っていたため、千秋から「ケイタイ」と呼ばれている。毎晩地下倉庫で猛練習している(カトリーヌ談)。リードを作る時間も無いらしく、黒木のリードを貰ったことがある。
チェロ主席
旧団員。上手すぎる副主席と千秋のしぶといダメ出しで発奮、コンサートでソロを成功させる。
ダニエル [Vc.]
チェロ副主席。新団員。金持ちの御曹司で、オケ参加はただの趣味のように見えるが、主席をも脅かす実力者である。主席のソロを聴いて、彼もまた発奮する。後ろから見るとキノコ(ノエミ談)あるいは胡桃(千秋談)。
トロンボーン
何度やってもリズムが合わなく、「ボフッ」という音を出す人がひとり居て千秋とシモンをうんざりさせる。
チューバ奏者
千秋の粘着質な指導を知らず楽観的だったが、初めて合奏に出て来た日に「音程を高く」と早速千秋に捕まる。
ファゴット主席
募集しているのがファゴット奏者であることを理由にポールの入団を阻止しようとする(実際には実力に危機感を感じたため)。尊敬する奏者がバソンからファゴットに持ち替えたのを契機に、真似して自身も持ち替えた。そのためポールとは犬猿の仲で、ふたりの険悪な会話を間近で聞いている黒木は気が気で無かった。しかし、コンサートの成功を機に「伝統を守りたい」とバソンに戻ることを決意する。
ポール・デュボワ[Bs]
前述参照
マルタン [Vn.]
ファーストバイオリンのひとり。席は一番後ろ。子供の病気を理由に練習を休むが、子供はいないためサボリである。
ポッター隊 [Perc.]
本名不明。シンバルと大太鼓担当の2人組。2人とも面長・細身・丸眼鏡でハリー・ポッターに似ているため、千秋が心の中で命名(練習中についうっかり呼びそうになった)。
ノースリーブ [Vn.]
本名不明。長い黒髪を後ろで縛っている。いつもスーツ、に見えて実は「袖無し・袖口あり」の奇妙なワイシャツを着ている。それはファッションではなくてクールビズのため(「上着を着ても暑くない。見た目普通」本人談)。自己主張の強い演奏で、合奏を乱してしまう事もしばしばであるが、千秋曰く「峰にだって(アンサンブルが)できたんだ」からとオーディションに合格した。
ストライプ [Vn.]
本名不明。ノースリーブの隣で演奏している。ノースリーブとはよく口論している。いつも縦ストライプのシャツを着ている。
 [Vn.]
本名不明。ノースリーブの後ろの席で演奏している。見た目がまるで妖精。
ジェイムズ・デプリースト[Cond.]
前述参照

その他フランス[편집]

ロラン・シュヴァリエ[Va.]
ウィルトール交響楽団のフランス人ヴィオラ奏者。フワフワの髪の毛が特徴の青年。25歳でウィルトールの中では最年少の部類。人見知りだが、慣れると人懐っこい。「プラティニ国際指揮者コンクール」に参加していた千秋に興味を持ち、彼を前進させようとあれこれ助力する。素晴らしい音楽を聴くと幻覚が見え、千秋の指揮で黒い羽根が、ジャンの指揮では白い薔薇が見える。うんちく好き。祖母はルー・マルレの会員。また、エキストラとしてマルレオケの舞台に立ったこともある。
ルシー [Fg.]
ウィルトール交響楽団のファゴット奏者。ショートカットのセクシーな既婚女性。33歳。千秋やジャンといった年下の男をかわいがっている。
セリーヌ [Fl.]
ウィルトール交響楽団のフルート奏者。眼鏡が似合う知的な女性。ルシー同様アイドル好き。おそらくルシーと同年代。
ジャン・ジャック・ボドリー
リュカの祖父で高名な音楽学者。敬虔なカトリックで、パイプオルガン奏者。対位法に関する著書が難しすぎるとして絶版にされ、更に同じテーマを分かりやすく解説した弟子の本が大ヒットしたという苦い経験を持つ。
ニナ・ルッツ
<津田匠子>
高名なフランス人ピアニスト。千秋の幼い頃からの知り合いで、「真一」「ニナ」と呼び合う。
ニナ・ルッツ音楽祭の主催者であり、のだめのピアノに駄目出しをした。音楽祭最終日にのだめのピアノを耳にし、驚愕してピアノ練習室に向かうも、直接対面はできなかった。
現在はフランスで暮らしており、千秋が度々訪ねている。かなりの健康マニアで、二の腕を気にしている。
実は彼女自身もルー・マルレ・オーケストラでピアノを弾いていたことがあり、その時の指揮者がシュトレーゼマンでコンマスがカイ・ドゥーンだった。

マスコミ関係者[편집]

佐久間 学(さくま まなぶ)
(及川光博)<藤原啓治>
音楽評論家。
作中の雑誌『クラシック・ライフ』で『夢色☆クラシック』というコーナーを担当している。佐久間の流麗(かつ難解)なポエム記事にはファンが多い。千秋のことは、初めは親の七光だと軽視していたが、シュトレーゼマン指揮のラフマニノフ2番でのピアノ演奏を聴いてその才能に惚れ込み、音楽活動にアドバイスをするようになる。漫画ではごつい体躯、角刈りに厚い唇という濃い外見だが、ドラマ版では外見は無視して中身はまさにこの人しかいないといわんばかりに及川光博がこの役に抜擢された。
河野 けえ子(かわの けえこ)
(畑野ひろ子)<本田貴子>
雑誌編集者。
ニナ・ルッツ音楽祭で、シュトレーゼマン代理として指揮棒を振る千秋に目を付け、佐久間に引き合わせる。佐久間の難解なポエムを翻訳できる唯一の人物。千秋は、彼女と佐久間と裏軒で初対面の際に、「ケエコとマナブ」をもじって「ケイコとマナブ」とつぶやいた。
大川 総太郎(おおかわ そうたろう)
<田中完>
音楽評論家。
作中の全国紙「押売新聞」でクラシック評論を行っている。佐久間の師匠にあたる人物で、流麗(難解)なポエム記事の第一人者。美人演奏家好き。

劇中作品『プリごろ太』[편집]

外部リンク[편집]